これからの建設業

久しぶりの投稿です。

事業計画については前からいろいろと考えていましたが、最近、補助金の申請などもあり、更に深く考えるようになりました。

日本の人口はこれから一気に(私の感覚です)減少していく傾向にあるのは皆様ご存知の通りです。

そんな中で、建設関連産業は人口の減少に大きく左右される産業の一つであります。

既に今現在の時点においても、過去20年間で30%の需要減となっているデータもあります。

私だけではなくて、建設関連の多くの会社が、これからの展開について考えていると思います。

単純に、とにかく仕事をもっと増やすには?、もっと営業範囲を広げるには?、とにかく営業所を増やして規模を拡大しないと。では、将来の日本の次の世代や、またその次の世代にも何も残せないと思います。

その前に考えなければならないこと、それは、

「SDGs」にもあり、台湾のディジタル担当大臣である唐鳳(オードリー・タン)さんも言っているように、「誰一人取り残さない」事。私たちには、そんな世界を作らなければならない義務があると思います。

障害を持って生まれてきた方。その方に何かの責任があるのでしょうか?

そんな方々を今のこの世の中は、取り残していないでしょうか?障害の無い方と同じように、趣味や非日常のくつろぎの時間を味わえているでしょうか?

時の流れと共に、人は誰でも歳を取ります。これは、当たり前のことです。そんな方々に対して我々はどのような対応をしているでしょうか?

日本人は人種差別をしないとよく言われますが、これは本当でしょうか?日本の人口が大きく減っていく中で、日本は日本人だけでは成り立たなくなる時が来ます。日本人ではない方々を受け入れ、協力し、これからのプロジェクトを成し遂げていかなければなりません。

またそれは、逆も同じです。これからの日本人は今まで以上に地球上のいろんなところに出て行って、世界の多くの方々と多くのプロジェクトを成し遂げ、世界に貢献していかなければならないと思います。

幸いなことに、世界の中には、日本の事を慕って、信じて、親日と言われる方々や国や地域の方々が多く居られます。この方々を裏切らないためにも、見捨てられないためにも、まだまだやらなければならないことは沢山有ると思います。

考えが大きく拡大してしまいましたが、そんな中で、自分達がこれからやらなければならないことを考え、それを会社として、そしてまた個人として、どのような事業計画で組立て、社会に対して貢献し、最後にはどのようにして会社に利益を残していくか。最近特に、そんなことを毎日考えていました。

もともと建設業の会社ですので、全く違う事なんてできないでしょう。

「人に地球にやさしく。今私たちができること。」

考えます。