プロジェクトサイト
古民家とは?
昭和25年施行の建築基準法制定以前に建てられた伝統工法の住宅と、建築基準法制定後に在来工法により建てられ築50年以上経過した一戸建て住宅のことです。
こんなときには古民家の状況を確認しておきましょう。
- 過去に耐震診断を受けたことがあり、解体したほうがいいと言われた
- 昭和56年以前に建てられた建物に住んでいる
- 古い家に住み続けたいが、耐震性が心配
- 古民家を買いたい、売りたい、貸したい
- 湿気やシロアリで建物が傷んでいないか心配
- 具体的にどこを直せばよいかわからない
3種類の診断で古民家の現在の状態がわかります。
1 古民家鑑定
有資格者が約500項目の検査を行い、築50年以上経った古民家の新たな価値を導き出すものです。現在の住宅とは違う古民家ならではの部分もプロがしっかり確認します。
2 伝統耐震診断
古民家は、耐震構造ではなく、ゆっくり揺れることで地震の力を逃がす免震的構造。地震計を設置して常時微動を測定し、耐震診断をします。診断結果はご要望に応じて耐震補強計画に生かすことができます。
3 床下インスペクション
床下ロボットを使って、お客様と一緒に画面を見ながら床下の調査をします。自走式ロボットを使い、カメラ映像で床下の状態を確認。シロアリが来ない床下環境を保全します。
診断後
・住み続ける → 耐震補強・エネルギー改修で安全・快適に
・売買・賃貸 → リフォームで付加価値を⾼めての売買・賃貸、⺠泊等宿泊施設等としての活⽤、また⺠泊運営ノウハウの提供も可能です
・解体 → 「古材鑑定」で木の状態を確認し、古材を使用して建て替えしたり、古材販売できる可能性もあります
古民家改修の施工事例
「集う空間と近代空間」福島市 S様邸
実家の農業を継ぐために、築約200年の古民家を完全分離型の二世帯住宅にリノベーションしました。湿気対策、耐震補強、断熱、最新設備導入により、モダンで快適な住宅に生まれ変わりました。
新設した土間には薪ストーブ。新旧2つの空間が共存し、豊かな気持ちになれる空間です。第3回「再築大賞」で 最優秀賞「林野庁長官長賞」を受賞しました。